日本食の叡智が健康をサポート

日本食はその繊細な美しさとバランスの取れた栄養素で世界的にも注目されています。歴史をさかのぼると、大正時代まで続いた和食の伝統や文化があり、そこには季節の移り変わりや風土に合わせた食材の使い方が息づいています。日本人の長寿や健康を支える一因とも言われている和食は、食事の摂り方や食材の組み合わせが織り成すバランスが重要な要素です。

健康食品の価値は、現代社会において多忙な生活を送る人々にとって特に重要です。ストレスや加工食品の摂取などが健康に悪影響を及ぼす中、伝統的な食事や健康食品への関心が高まっています。健康を意識する人々は、自然な食材や栄養素を取り入れることで健康維持や美容に効果があると考えています。このような背景から、健康食品の重要性が再確認され、日本食と健康の関連性が注目されています。

世界を見てみるといろんな民族がいて、色んな気候があり何万年という期間を経て生き残ってきた経緯があります。 寒いところに行けばアザラシを主食とするエスキモーがいたり、木の実だけを主食としたりいろんな食事をする民族や魚介類だけを主食しする民族もあります。 こういう民族は生き残りのため、その食べ物が食べられる人間だけが生き残ってきた歴史があります。 日本も本来貝や海藻、根菜類をとっていますし米は2000年以上の歴史があります。 日本は本来玄米と野菜や貝を主食としてきました。 しかしながら戦後急速に食事の内容が変わってきています、戦後すぐにフライパン運動という運動が行われ、フライパンが急速に普及してきました。 また、戦後は食糧難ということもあり、アメリカで余っていた小麦と食物油が日本に入ってきました。 戦後すぐにアメリカで余っている小麦と牛乳が学校給食に採り入れられ、現在に至っています。 小麦の諸肥料を見てみると昭和5年からしか統計がありません、これは満州が小麦の産地ということもあり、日本に入ってきたと言われています。 それ以前は日本では小麦を食べる習慣が無いということがわかります。   小麦に含まれるグルテンという物質は日本人の7割〜8割がグルテン不耐症と言われており、グルテンの害としてセリアック病などがあり、多量に摂取することで免疫障害を起こすという指摘もあります。 小麦も品種改良をするごとにグルテンの含有量が多く含む品種に変わってきております。 また、小麦は中毒症状を伴うとされていて、食べればまた食べたくなるという性質があります。 プロテニスプレーヤーのジョコビッチはグルテン不耐症で知られ、グルテンフリーの生活をしだしてから活躍され、それを本にもされています。   牛乳乳製品 戦前では牛乳乳製品を摂る習慣は日本にはなく、戦後アメリカから入ってきています。昔の方は脱脂粉乳として飲まれた方もいらっしゃいます。 牛乳に含まれるカゼインという物質も日本人の7割〜8割が不対症と言われています、 カゼインは動物性タンパク質の1種です。 小学校とかで牛乳を飲んで下痢をしたという方も多いと思います、これはカゼインというタンパク質を消化する酵素を持たないため起こるとされています。   植物油 これについてはフライパン運動とともに、摂取量が増えてきています、 それまでの日本人は植物油はほとんど取っていませんでした、ごまや米の胚芽に含まれており、植物から直接取っていたと言われています。 この植物油にも中毒性があり、油で揚げたお菓子類が出回っていますが、これを食べるとまた食べたくなり止まらなくなったりします。 特に問題になっているパーム油というものがありますが家庭ではほとんど利用されていません、ほとんどが外食やお菓子類に使用されています。 海外ではパーム油は発がん性があるため食用としては使用禁止になっている国もありますが、日本にはその規制がありません。 日本でも食べ物以外には石鹸として使用されています。 砂糖 砂糖も日本では戦前には取る習慣がありませんでした、この砂糖の鳥好きで人間の体で何がおこるかというと、血糖値の乱高下が起きます、そのため膵臓からインシュリンが出されて血糖値が下がり、それが続くといずれインシュリンが出なくなり糖尿病になると言われています、糖尿病というのはいろんな病気を合併症になるため怖い病気の一つです、現代人は砂糖のとりすぎの状態です。 砂糖は麻薬以上の中毒性があると言われていますので、ついつい撮り過ぎの状態になっています。 特に清涼飲料水は多量の砂糖が使用されています、子供達に清涼飲料水を多量に与えることが無いように気をつけましょう。 砂糖は中毒性があるため少しずつやめるのではなく、一切の砂糖をやめないと断ち切ることはできないと言われています。   食物繊維 本来人間がとるべき栄養素として五大栄養素といわれていました、これは炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミンの5つです。 しかしながら現在では食物繊維を入れた6大栄養素をバランスよく摂ることが必要だと言われています。 食物繊維には水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けないす不溶性食物繊維があります。 水溶性食物繊維は腸内の善玉菌の餌となり、善玉菌を増やします。 腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌が棲みついていますが、善玉菌が増えると日和見菌がら善玉菌になり、腸内環境が劇的に良くなるといらわれています。 食品添加物 日本では食品添加物の許認可数は16030種類もあると言われています。 アメリカは126種類、イギリスに至っては57種類と言われています、ただし、食品添加物の定義が違いますので一概に比較できませんが、それに比べても突出した数度であることは間違いありません。 厚生労働省は一つの添加物の人体に与えることを考慮して使える食品添加物の量を決めていますが、複数の添加物を同時に摂取した時にどうなるのかは検査していません、日本人の成人大生は一年間で15kgもの食品添加物をとっていると言われています。   人間は水と空気と食事で成り立っています。水は日本では水道水が飲めます、世界で水道水が飲めるのは10ヵ国程度といわれています、空気も高度成長時代は光化学スモックが出ることがありましたが、現在はそこまで汚れていません。あとは食事です。 一番大事なものは日頃の食事ということになります。   日本は世界の先進国の中で唯一癌での死亡数が伸びています、アメリカは40年以上前に心臓病が増えているときにその原因を調査しマクガバンレポートとして発表しています、その中で動物性のタンパク質、動物性脂質などのとりすぎが心臓病になるのではないかという報告をしています、その中でジャンクフードや植物油などの取りすぎをしないように啓発しています、その結果がんや心臓病などで亡くなる方が減っています。 当時のフォード大統領はこのままでは医療費で国が滅びるという危機感がありました。 医食同源という言葉がありますが、医者と食事は一緒だという意味で使われます。 医者は悪いところを取るだけですが、食事はその根本原因をなくすことで健康体になれるということを意味する言葉です。     生活習慣について お風呂の重要性について 近年はシャワーで済ます方が多くなって来たという人も多いと思いますが、お風呂には健康に関する利点が２つあります。 一つは体温を上げる効果があるということです。 体温が1度上がれば代謝が13%上がり、風邪などにかかるリスクが30%下がると言われています。ダイエット中の方は特に代謝が上がり効果が出やすくなります。 もう一つの効果はお風呂の水圧のおかげで、体内の乳酸をはじめとする老廃物が静脈から体外へと出す効果があり、疲れが取れるという効果があります。